【吉祥寺ガーデニング】ミカン キンカン庭のミカン キンカン 2024年8月17日(土)
猛暑の庭に水撒き…しかし今年も暑いですね🌞
毎日30度超の真夏日が続いていますが、庭のミカン、キンカンは元気に育ってくれています。
夏肥に有機化成肥料を少々、勢いの強い元気な「夏枝」 の剪定を行いました。
真夏の吉祥寺のミカン

ミカン 意外と知らない話
Mandarin Orange
冬の定番であるミカン(温州みかん)には、皮をむかずに房の数を当てる裏ワザや、受粉しなくても実が育つ独自の仕組みなど、意外と知られていない面白い秘密がたくさんあります。明日誰かに話したくなる、ミカンの驚きの雑学をまとめました。
見た目・構造の意外な話
皮をむかずに「房の数」がわかる:緑色のヘタをめくった跡にある放射状の小さな穴(維管束の断面)を数えると、中の房の数とほぼ一致します。
ミカンは皮でも「呼吸」している:皮にある無数の小さな点々は「気孔」という呼吸口です。収穫後も生きているため、少しずつ水分を失っていきます。
感動が生んだ存続: 咲き誇る花の美しさに感動したGHQが廃止を撤回。その翌年から、祝賀の意味を込めて現在の「となみチューリップフェア」が始まりました。
白いスジは栄養の「ハイウェイ」:「アルベド」と呼ばれる白いスジには、果肉の数倍から数十倍のビタミンP(ヘスペリジン)が含まれており、血管を強くする働きがあります。
生態・栽培の意外な話
受粉しなくても実ができる「単為結果」:多くの果物は受粉しないと実がなりませんが、ミカンは受粉しなくても勝手に実が大きく育つ特殊な性質(単為結果)を持っています。そのため、種がないミカンが生まれます。
ストレスを与えるほど甘くなる:木になったまま厳しい寒さや乾燥などの「低温・乾燥ストレス」にさらされると、ミカンは自分を守るために糖分をギュッと蓄える習性があります。
揉むと甘くなるのは「傷を癒やす」ため:ミカンを揉むと、衝撃で細胞が傷つき、それを修復するためにクエン酸(酸味成分)が消費されます。糖度自体は変わりませんが、酸味が減ることで人間の舌には甘く感じられます。
選び方・食べ方の意外な話
美味しいミカンは「ヘタが細い」:ヘタが太いものは水分を吸いすぎて大味になりがちです。ヘタがキュッと細いもののほうが、じっくり栄養が蓄えられていて濃厚で甘いミカンです。
焼きミカンにすると栄養がアップする:皮ごとトースターやフライパンで焼くと、皮に含まれる美肌・血流改善成分(ヘスペリジンなど)が果肉にじわっと染み込み、そのまま食べるより効率よく栄養を摂れます。
箱買いしたら「底」から開けるのが鉄則:ミカンは重みで底にあるものから潰れて傷み始めます。箱をひっくり返して底から開け、圧力がかかっていたものから食べると長持ちします。
ミカン 8月作業 意外と知らない話
Mandarin Orange
8月のミカン栽培は、秋の収穫量と甘さを決める極めて重要なターニングポイントです。この時期の管理には、一般的にはあまり知られていない「あえて行う逆張りの作業」や「果実の生死を分ける落とし穴」が隠されています。
意外と知られていない、8月のミカン作業の裏話と重要ポイントをまとめました。
1. 雑草は「あえて抜かない」のが正解
夏場は草むしりに追われるイメージがありますが、8月の猛暑期は「雑草をあえて適度に残す」のがプロの技術です。
地温の上昇を抑える:直射日光から地面を守り、根が焼けるのを防ぎます。
乾燥を防ぐ:土壌の湿度を適度に保ち、ミカンの木が水切れを起こすリスクを減らします。
肥料の効果を高める:土の急激な乾燥を防ぐことで、この時期に与える「夏肥」の分解と吸収をスムーズにします。
2. 摘果を「早くやりすぎる」と逆効果になる
実を大きくするために行う「摘果(間引き)」ですが、7月~8月前半の早い段階で落としすぎると、木が暴れる原因になります。
ストレスを与えるほど甘くなる:木になったまま厳しい寒さや乾燥などの「低温・乾燥ストレス」にさらされると、ミカンは自分を守るために糖分をギュッと蓄える習性があります。
木の勘違いを防ぐ:あまりに早く実を減らすと、木が「まだ実が少ないから余力がある」と判断してしまいます。その結果、栄養が実ではなく、伸びてほしくない「不要な新しい芽(夏芽・秋芽)」の成長に使われてしまいます。
8月後半の「仕上げ摘果」がキモ:お盆を過ぎたあたりから、傷のある実や育ちの悪い実を本格的に落とす「仕上げ摘果」に移るのがベストなタイミングです。
3. ミカンも「日焼け」で病気になる
人間と同じように、8月の強烈な西日はミカンの果実にも致命的な「日焼け(日焼果)」を引き起こします。
見た目だけでなく中身もダメになる:直射日光が当たり続けた部分は黄色や白に変色し、果肉がパサパサになって売り物にならなくなります。
葉を「日傘」にする:夏季剪定(枝切り)をする際、実の上にある葉を切り落としすぎないように注意し、葉が天然の日傘として実を覆うようにコントロールします。
4. 8月中旬の「夏肥」はあげる場所に秘密がある
8月はミカンの木が新しい根を伸ばす時期であり、この成長を助けるために「夏肥(なつごえ)」を施します。しかし、良かれと思って株元に撒くのはNGです。
根の先端を狙う:肥料を吸収する元気な根は、幹の近くではなく、枝が広がっている先端の真下(樹冠下)あたりに伸びています。
株元から離して撒く:株元に直接撒くと根を痛める原因になるため、必ず木から少し離したドーナツ状の範囲に施すのが鉄則です。
5. 油断大敵!8月中旬以降の「サビダニ」襲来
8月は「ミカンサビダニ」という目に見えないほど小さな害虫が爆発的に増える時期です。
気づいた時には手遅れ:サビダニに吸われたミカンは、秋になると皮がガサガサの黒褐色(まるで泥を塗ったよう)に変色してしまいます。
お盆過ぎの防除が運命を分ける:一度黒くなってしまった皮は元に戻りません。綺麗なオレンジ色のミカンにするためには、8月中旬~下旬のタイミングでの適切な薬剤散布(防除)が不可欠です
真夏の吉祥寺のキンカン

キンカン 意外と知らない話
kumquat
東京でも各家庭でよく栽培されている金柑には意外なエピソードがあります。
「ミカン」の仲間ではない?
一般的に柑橘類として扱われますが、植物学的には「ミカン属(Citrus)」ではなく、独立した「キンカン属(Fortunella)」に分類される時期が長くありました(※現在はミカン属に統合する説もあります)。
皮の方が甘くて栄養があり、ミカンとは逆に、果肉には酸味があり、皮に甘みが凝縮されています。また、喉の粘膜を守るビタミンAやビタミンCなどの栄養も、皮の方に豊富に含まれています。
名前の由来と縁起
名前が「金冠(きんかん)」に通じることから富の象徴とされ、さらに名前に「ん」がつくことから「運(うん)」がつく縁起の良い食べ物としておせち料理にも使われます。
宮崎県産のブランド「たまたま」
宮崎県は日本一の産地で、中でも糖度16度以上の完熟金柑は「たまたま」というブランド名で流通しています。これは「時々(たまたま)しか獲れないほど貴重」といった意味も込められています。
キンカン 8月作業 意外と知らない話
Kumquat
キンカンの8月作業における最大の「意外と知らない話」は、8月に咲く花が最も質の良い大きな実(一番果)になるということです。
多くの果樹は春に一斉に咲いて終わりですが、キンカンは夏の間(7月〜10月頃)に何度も波のように花を咲かせる「四季咲き性」の性質を持っています。この特徴を知らないと、8月の管理で大きな損をしてしまうことがあります。
8月作業の重要ポイントと、意外と知られていない事実をまとめました。
1. 8月の開花こそが本命(一番果)
1番良い実になる:7月に咲く最初の花は落花しやすく、この8月上旬〜中旬に咲く「第2回目の花」が最も着果しやすく、冬に大きく甘い実になります。
花が咲いても焦らない:8月に白く甘い香りの花が咲き乱れると「今頃咲いて大丈夫?」と不安になる方が多いですが、これこそが収穫の主役となる正常なサイクルです。
2. 人工授粉は「朝」が勝負
1本でも実るがサポートが必要:キンカンは1本でも結実しますが、住宅街やベランダなど虫が少ない環境では受粉不良で落ちてしまいます。
意外なコツ:人工授粉をするなら、朝の涼しい時間帯に筆や綿棒で花の中央を優しく撫でてください。昼以降の暑さの中では花粉の元気が損なわれます。
3. 夏枝(なつえ)は心を鬼にして切る
栄養の横取りを防ぐ:8月に入ると、勢いの強い元気な「夏枝」が勢いよく伸びてきます。
意外な盲点:一見、木が元気に見えるため残しがちですが、この夏枝に栄養が取られると、せっかく咲いた8月の花や小さな実が栄養不足で落ちてしまいます。見つけ次第、付け根からハサミで切り落とすのが大粒の実を育てる秘訣です。
4. 8月後半の追肥は「即効性」を選ぶ
実を大きくする栄養補給:8月下旬、実がパチンコ玉くらいに育ってきたら、実を肥大させるための「追肥(お礼肥・果実肥大肥)」を施します。
間違えがちなポイント:ここで有機質肥料(油かすなど)を撒いても、暑さで分解されるまでに時間がかかります。8月は即効性のある液体肥料や、すぐに効く化成肥料を少量与えるのが正解です。ただし、与えすぎると葉が落ちて枯れる原因になるため、規定量を守りましょう。
5. 水切れは「一発アウト」
落果の最大原因:8月の猛暑による水切れは、キンカンにとって致命傷です。水が足りなくなると、植物は生き残るために自ら実をすべて振り落としてしまいます。
対策:鉢植えの場合は朝と夕方の2回、地植えの場合も雨が降らない日が続いたら、地面の底まで染み込むようにたっぷりと水をあげてください。
吉祥寺ガーデニング
吉祥寺ガーデニング🌸吉祥寺の庭のガーデニング記録🌸
蜜柑、金柑、枇杷、無花果、ブルーベリー…の果樹栽培からバラ、パンジー、チューリップ…のフラワーガーデン、食べるメインの野菜栽培やハーブガーデンetc手広く負担にならない範囲で育てています。東京吉祥寺の庭のガーデニング記録ですので、特に温暖地、寒冷地では無い平野での栽培記録となります。肥料は油カス、ぼかし、牡蠣殻、刈った雑草の埋め込みが中心の有機栽培と、補助的に有機化成肥料を使用しています。
仕事の関係上それほど頻繁に植物の世話は行えない為に、地植えがメインなのですが、たまに行う草刈りや土を耕す事も運動になると考えて気楽に四季の花や球根を使って吉祥寺ガーデニングを楽しんでいます。
庭の生物、ガーデンカフェ☕(庭カフェ、Home Cafe、おうちカフェ)🏠etcも掲載しています♪
「チラックススタイル(Chillax Style:ちらっくすすたいる)」
英語の「Chill」と「Relax」を組み合わせた造語で「落ち着く・くつろぐ」を意味するChill(チル)と、緩めるを意味するRelax(リラックス)を掛け合わせた、気取らずにゆったりと過ごす快適なライフスタイルの事です。ファッションのみならず、日々の出来事、プログラミング、デザイン、グラフィック、資格、読書、料理、ガーデニング、居酒屋、立ち飲み、ネイチャー、旅行etc快適なライフスタイルを過ごす為の情報を東京吉祥寺から発信しています。
Chillax Style | チラックススタイル管理人 七祥 タケヤ(Takeya Nanasho)

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